「家のサイズ」と「土地の用途」

一戸建てを知るために押さえておきたい基本

建ぺい率と容積率で家の大きさがきまる

Q.建ぺい率とは?
敷地面積に対する建築面積の割合
敷地面積に対する建造物の建築面積や災害を防ぐ目的で、用途土地に応じ建ぺい率が制限されている。
建物面積(1階面積)/敷津面積×100で割り出すことができる。

Q.容積率とは?
敷地面積に対する建築延べ面積の割合
敷地面積に対する建築延べ面積の割合。都市計画で用途土地ごとに50~1300%の範囲で制限され、前面の道路幅で変動する場合もある。
建物面積(1階+2階の床面積)/敷地面積×100で割り出すことができる。

用途土地や前面道路で制限が変わる
(※1)原則の数値(※2)都市計画によりいずれかに定められる(※3)幅員が12m未満の場合(※4)指定区域は0.6

資産価値を考えるならネットで用途土地を確認
住居建築可能な地域は法律で定められている
用途土地とは、都市計画法の地域地区の一つで、用途の混在を防ぐことを目的として定められたもの。商業、工業、住居などの土地利用を定めたもので、全部で12種類ある。そのうち住居を建てられる地区は11種類。用途土地は、各行政庁のHPで誰でも簡単に調べることができるので、住居を建てたいと思っている地区の用途土地を、自分であらかじめ調べておこう。また、住居を建てる予定のある周囲の用途土地を知っておくことで、現在だけではなく、将来的な生活環境を想像することもできる。

関西リアリティでは用途土地を必ずチェックすることをおすすめします!